コウノトリSSMの真髄

 

信頼関係の築き方や絆を深める事について、体・相・様の3つの観点による明確な整理を済ませている点。この場には、仕組み・メカニズムがあります。

 

⇒日本は、世界から見ても類まれなき国である事がよく指摘されるそうです。世界では常識である事が日本では常識でなかったり、日本では常識である事が世界では常識でなかったりします。日本は、それ一つの国だけがまるで異質で共有しにくい独特の文化を持っているという事を、当の私たち自身が気付いていない様です。

 

⇒その独特の文化の中で、一つ取り上げたいのが建前文化です。好きと言っていても、本当は嫌いだったり無関心だったりしますし、笑顔をしていても内心では悔しくて仕方がなかったり、という様な事ですね。

 

⇒本音と建前が違っていて、そして大体の場合が本音は表現される事がないまま、多くの場合が建前が先行してしまうという文化です。

 

⇒実は、『今まで と 今から』を主催する私たちも、この本音と建前の事をハッキリと自覚していたかと言うとそうではありませんでした。本音と建前の事をハッキリと自覚する様になったキッカケが、Vol.1で取り上げましたコウノトリSSMゲームだったのです。

 

⇒このコウノトリSSMゲームの開発者は、2人いるのですが、1人は韓国人で1人が日本人です。この1人の韓国人と1人の日本人が出会って開発されたゲームがコウノトリSSMゲームなのですが、その草案といいますか、原案は韓国人の方なんですね。

 

⇒その韓国人の方は、日本文明がとても大好きで、日本人の底力をとても愛している人で、日本から世界危機は解決されていくし、日本から世界平和は実現していく事を心から確信している人です。

 

⇒反日教育が当たり前にされている韓国の教育環境で生まれ育っている韓国の方が、日本の事をその様に観ていて、しかも16年以上もJAPAN MISSION、JAPAN DREAMと変わらないメッセージを力強く発信し続ける姿勢に、衝撃を受けました。

 

⇒その韓国の方が、日本の建前文化が日本の底力を育む重要な性質を持っているという事を指摘した時に、とてもショックでした。建前と言えば、便利な事もあるかもしれませんが、本音と建前を使い分けていくうちに、何が建前で、何が本音なのか、の識別までが分からなくなっていき、更には何が自分の意見で、何が自分の意見でないのか、一体自分はどうしたいのか、までが分からなくなっていく、という苦しい状況に陥ります。

 

⇒現に、自分は何に向いているのか、何が好きなのか、夢は何なのか、などの話を自信を持って語る事が出来る人が少ないですし、海外の方とのディベートが成り立たなかったり、外交交渉もとても弱腰であったりと、いたるところに兆候が現れています。

 

⇒弱点であったり苦しみの原因であるかに思える建前文化が、実は日本の底力に密着しているという事を力強く訴える彼の姿勢に衝撃を受けた私たちは、注意深く耳を傾ける様になりました。

 

⇒やがて、日本の底力に直結する建前文化を体感できるゲームを開発した事を知り、これを体験した事で、自分の本音と建前が確かに違っていた事を明確に自覚できる様になりましたし、また同時に建前に苦しんでいる原因と、建前が日本の底力にどの様に直結しているのか、についても明確に理解出来る様になりました。

 

⇒コウノトリSSMゲームは、ただのゲームではありません。日本の底力が何であったのかを気付く事が出来るゲームであり、建前文化の美徳にも気付ける素晴らしいゲームです。

 

⇒グローバル社会が益々当たり前となり、人もモノも情報もお金も激しく日本の中と外を行ったり来たりする様になっている昨今、もう日本の中だけでモノを見る見方には限界が来ています。今からは、世界とのやり取りの中での日本の位置づけを模索する時ではないでしょうか?

 

⇒海外では、本音をそのまま表現する文化であるのに対して、日本人の本音と建前が分かれた上体で、しかも本人がその事に気付かないままに、更にはその建前文化を美しいものと思える事もないままに、交流する事が果たして可能なのでしょうか?⇒海外では、表現しない人は存在していないのと同じです。

 

⇒本音と建前が一体どういうものであるのか、そして建前文化が日本の底力に直結しているとはどういう事なのか、更には建前文化が日本の美や人間の美に繋がっている世界とはどういうものであるのか・・・そうした事を分かりながら交流できる日本人はとてもカッコいいと思うのです。

 

⇒コウノトリSSMゲームは、その様な気付きと自覚を与えてくれる素晴らしいゲーム

 

であり、未来職業でもあります。

 

 

→❸本音と建前が分からなく〜

 

←❶ コウノトリSSMには〜へ      

←■報告Vol.1④コウノトリSSMの本質へ